5月9日(土) 阿南の飲ませサビキ・中深海釣り

メバル釣りのシーズンも終了し

これからはイサキでもポチポチやりながら

夏から秋にかけて お楽しみの飲ませサビキ釣りが始まる。


例年GW明け 阿南から始まる釣りだが

今シーズンは気配はあるものの まだ釣れ出したとは言えない状況のようだ。


今日は某氏が体調不良で欠員が出たため 代打要員?として前日飛び込みエントリー。



ベイトはいるけど フィッシュイーターはまだ付いていないようなので

お土産確保用として 中深海釣りをするかも…とのこと。

すんなりサビキで釣れてくれたらいいんだけど。



ここ数日 湾内にもカタクチが入ってきているようで

サビキには いいサイズのカタクチが掛かる。



まだフィッシュイーターは付いていないようで  

本命からのアタリはない。


清和丸Vはキレイに塗装されてリフレッシュ。



ベイトはいろいろなところにいるけれど

どこを回っても本命は留守のようだ。


釣れた魚といえば…



ガッシー君 1匹



沖の漁礁ポイントへ。

これまでも日に1回程度ブリのアタリはあっても

相手が大きいのか ことごとくラインブレイクで獲れないということ。



真冬のブリ狙い用のヘビーなタックルにチェンジ。


ベイトはけっこういるみたいだけど…


で でかい。

30cm近いマルアジにマアジにサバ…



これは まさに真冬のブリ狙いのベイトだ。


このサイズのアジを丸呑みにするのはブリや大判ヒラメなんだろうけど。




エサが付いても本命からのアタリなし。



そんな中 … ヒットしてます!



よく引いてません?

今期初のブリ。



この1匹を見て みなさん急に元気が出た。


ベイトが掛かると リーチ状態。


しかし そうそうアタリがあるものではない。



他の方は何度かヒットしたようだが ことごとくラインブレイク。



私には1度だけバチンとはじくようなアタリがあったが

それっきり。

仕掛けを回収するとマルアジ皮を引き裂くような歯形が…

ヒラメが食いついたようだが 飲みきれなかったようだ。




午後になって ベイトも付かなくなった。




…ということで お土産確保の中深海釣りへ。





小1時間ほど走って…
 



ここは どこ???


雨が降っているので まわりの景色も見えないけど 随分沖へ来たようだ。


けっこうな風波&うねりで

ちょっとやばいかも ゲロゲロ注意報。



てんびんに120号のオモリをつけ

2本針仕掛けに船頭さんが用意してくれたサバの切り身を刺す。




狙いはオニカサゴ(標準和名イズカサゴ)

誰でも簡単に釣れるものかと思って船頭さんと話していると

潮が止まっていたり速すぎたりしたら

一日やっても 釣り人の数<オニカサゴの数 なんてこともあるようだ。


底にオモリが着いたら 50cmくらい底から離して待っていると

一流し目からブルッとアタリが。



ちっちゃいけど いきなり本命が釣れた。

この魚は生命力がすごい。

水深150mから釣り上げられても 水面で暴れまくるし

水圧の変化にも強いようで 目玉も浮き袋も飛び出さない。

バケツに海水入れておけば元気ピンピン いつまでも泳いでいる。



水深は150m前後。



いつしか雨は本降りに。

寒い…

うねりも徐々に大きくなって 気分が悪くなってきた。

戦線離脱者も続々…


しかし 流すたびにアタリはあり

ちょっとサイズアップ



ホウボウの仲間 カナガシラとの一荷。


今日は潮が1ノット前後流れているようで

根魚の活性は高いようだ。



その後も オニカサゴとウッカリカサゴ



オニカサゴは荒い瀬や漁礁に住んでいるのではなく

ちょっと起伏のある砂泥地にいるようだ。


カサゴ4兄弟。



上から イズカサゴ(通称オニカサゴ)

ふつうの カサゴ

ウッカリカサゴ

アヤメカサゴ

あと ユメカサゴ と ミノカサゴがいれば全員集合なんだけど。




突然凄いアタリがあって

回収中も元気に暴れまくるなと思ったら



エビスダイのダブル。

縁起のいい名前だし 引きも強い。

そうそう簡単に釣れない美味しい高級魚?のようで

みなさんコイツが釣りたくて中深海釣りしてるって。


雨はさらに強くなり うねりもきつくなったので 撤収〜



本命は かすりもせず 不発に終わってしまった。


午後からは想定外?初めての中深海釣りであったが

2時間ほどの短い時間で いろいろな魚が釣れた。


青物狙いのはずが 赤物オンリーになってしまったが それなりに楽しめた。



本日の釣果 イズカサゴ 〜35cm 4匹 
         エビスダイ 〜40cm 2匹 他